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シーンの奥行きを考慮した景観画像における対話的なオブジェクト再配置
Object Repositioning in an Outdoor image based on the Perspective
飯塚里志1 遠藤結城1 廣瀬真輝1 金森由博1 三谷純1,2 福井幸男1
筑波大学1 / JST ERATO2
Abstract:
本研究では1枚の景観画像を入力とし,そのシーンの遠近に合わせた自然なオブジェクトの再配置を対話的に行えるシステムを提案する.提案システムでは,入力画像を背景とオブジェクトから成るレイヤ構造へ対話的に変換し,ユーザが入力した境界線から画像の奥行き情報を算出することで,再配置の際のオブジェクトサイズや重なり順を遠近に合わせて自動で調整する.また,オブジェクトの影の抽出・合成を行うことで,地面の色相に合うような自然な影の移動を実現する.さらに本システムは,背景ぼかしによるオブジェクト強調や霧の合成,3Dウォークスルーなども行えることを示す.
Keywords: Image editing, reshuffling, Interactive system
Publications:
- 飯塚里志,遠藤結城,廣瀬真輝,三谷純,金森由博,福井幸男:
"シーンの奥行きを考慮した景観画像における対話的なオブジェクト再配置",Visual Computing/グラフィクスとCAD合同シンポジウム2012, 2012-6.[Pdf (12.6MB)] [Movie (16.2MB)]
Grants:
- ICTソリューションアーキテクト育成プログラム(プロジェクト 2011M-3)